■ 畑にも

前回もちょっと書きましたが、こういう↓精米器、買いました。

https://www.ndana.com/url/file/seimai.html

玄米で購入したお米を精米して食べると、ほんとにおいしいですね。

精米で出たヌカは、生ゴミの堆肥化に使い、畑の肥料にしています。

エコでしょ。

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■ ■ これからの仕事4

前回は、ジグ・ジグラーの言葉などを紹介しながら、より早くお金を回せるようフォーカスすることについてお話ししました。

https://www.mokutanya.com/jrcl

今回も仕事の話の続きですが、これを身につけると、悩みの2/3を解決できるという話です。

ですので、もちろん仕事以外にも応用できる話です。


「マズローの欲求段階説」という説があって、この4番目は「承認(尊重)の欲求」と呼ばれています。

平たく言えば、「認めてもらいたい」という欲求です。

これは、仕事をしている方はもちろん、誰でも持っている欲求でしょう。


しかし、人間の欲求はマズローのモデルだけでは、表現できないように思います。

それが「理解されたい」という欲求です。

これは、承認の欲求とちょっと似ているんですが、承認の方は「成したことを認められたい」ということに対して、理解の方は「自分のことをわかって欲しい」という欲求です。


今、電話だけでなく、メール、skype、LINEなど様々なコミュニケーションのツールがあります。

あるいは、ブログやFacebookなど、自分の思いを表現する手段もあります。

しかし、これらコミュニケーションのツールが発達すればするほど、「自分のことを」表現するだけで、誰かのことを「理解しよう」という気持ちが薄れてきているのではないでしょうか。


50年前は、手紙ぐらいしかその手段はありませんでした。

便せんに向い、相手が今どこでどんな状況なのか、どんな心境なのかに思いをはせて、ペンを動かしていました。

そこにはもちろん自分のことも書くわけですが、まず「相手のことを理解しよう」としていたわけです。


スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』はベストセラーになりましたが、その5番目の習慣が「理解してから理解される」です。

 

だいぶ前のことですが、この本、すごく気に入って2回続けて読みました。

その「理解」というのが、最近になってようやくわかってきました。

「理解」というのは、本当にパワーがある、と。


例えば、お客さんから「私のことを理解してくれている」と思われたら、それこそ家でも車でも売れるでしょう。

「買ってください」と言わなくても、「売ってください」と言われます。

それほど、理解して欲しい、というのは強い願いなのです。


最近の夫婦ゲンカのことを思い出してみてください。

夫(妻)が連絡もなしに、遅く帰ってきた。

「何で、こんなに遅くなったのよっ!」

と声を荒げてケンカになる、なんてことありますよね。

これ、裏を返せば、「自分の寂しさ」を相手が理解してくれなかったから。


これを、自分の気持ちはいったん保留にして、まず相手を理解しようとすると、遅く帰ってきたとしても

・会社で何かトラブルでもあって、その対応に追われたんだろうか

・上司に付き合わされたんじゃないだろうか

と想像することができます。

すると、「会社でなんか大変なことでもあったの?」とやさしく問いかけることができるはずです。

相手も「自分のことを理解しようとしてくれた」と反応が変わります。


「まず相手を理解しようとする」ということが習慣になったら、悩みの2/3は解決できるかもしれません。

人間の悩みは、ほとんど

・人間関係
・お金
・健康/美容

のいずれかだと言われます。

もし、これが習慣になったら、人間関係とお金の悩みはなくなるのでは、と思います。

3つの内の2つだから、2/3。ちょっと強引だけど。


今度、夫婦ゲンカでも親子ゲンカでもなった時に、この「理解」というのを思い出してみてください。

ケンカの後でも、もちろんOKです。

そうすれと、心にすぅーと涼風が吹くような感じを覚えるかもしれません。


また、仕事でも、セールスしたり、説得したりするのはいったん置いておき、まずは「相手を理解しよう」と考えてみてください。

この人は、どんな思いで今ここにいるのか、と。


今回はここまで。

次回は「読書について」。