前回は、「目標を実現する」という話をしました。

https://www.mokutanya.com/bvdw

意識→思考→行動→結果

だから、「目標を紙に書くこと」は意識付けとして
有効、まずは書いてみましょうと。

そして、その後は、PDCAサイクルをうまく使えば、
何とかなる、という話をしました。

今回は、そのPDCAサイクルの「うまい使い方」につ
いてお話しします。


最初に目標を紙に書くわけですが、まずその目標が
大きなものだとしたら、それを細分化して、長くて
1年ぐらい、大体数ヶ月ぐらいで達成できるものに
分けます。

例えば、アメリカ大統領になりたい、というんでした
ら、まずはアメリカの市民権が必要。

市民権を得るには、英語能力も必要ですから、この
場合は、「英語能力を身につける」といった目標に
なるかもしれません。


もう少し、身近な例で考えてみます。

このメルマガは起業について書いてますから、

「会社を作る」

という目標にしてみましょう。

これなら、数ヶ月以内には達成可能だと思うので、こ
れ以上は細分化する必要はありません。

まず、これを紙に書きます。


次に、P(Plan、計画)ですが、これは「具体的に行
動できる計画を、期限を決めて作」ります。

まず、会社名が必要ですから、期限を○月○日とし、
計画を「社名を決める」とします。

さらに、会社を作るには、登記する、印鑑を作る、と
かも必要になります。

これらも期限と計画を表計算ソフト、あるいはスケジ
ュール管理ソフトなんかを使って作っていきます。

こういうソフトを使うと修正も簡単にできますから。

目標を達成できない理由の一つが、計画の変更が簡単
ではないとか、面倒だということにあると思います。

小学生のときの夏休みの計画が、達成できなかったのは、
修正が面倒だったからではないでしょうか。

その点、現在は便利なソフトがありますから、PDCAサ
イクルもそれを使うと、とてもスムーズに行きます。


ここで、Pのポイントを一つ。

それは、「完璧主義にならないこと」です。

完璧主義になると、動けなくなるんです。

いいんです、いい加減で。

この「会社を作る」ぐらいの計画なら、30分ぐらいで
何とかなりますよね。


次に、D(Do、実行)。

期限と行動計画ができたら、後はそれに従って「機械
的に淡々と行動」すればいいだけです。

さて、実際に行動に移すと、いろんな課題が出てきます。

たとえば、社名を決めるでも、地域内で同じ社名は付け
られませんから、他で使われていないか調べる必要がある
とか。

あるいは、イエローページに載せることを考えると、
「あ」から始まるようにしたい、とか。

そう、実行して始めてわかることもたくさんあります。

それを行うのがC(Check、評価)、その上で計画を変更
するのがA(Act、改善)です。

こうして、またPから始めます。

これが「現代風のPDCAサイクル」です。


ポイントをまとめると、

・大きすぎる目標は、細分化する

・期限を付けた行動計画を作る

・計画はソフトを使って作る

・完璧主義にならない。やってみなきゃわからないので、
計画は適当でよい

・課題を見つけたら、計画を修正する

となります。


さて、ここまで「会社を作る」を目標設定しましたが、
こんな具体的ではなく、もっと抽象的な目標もありま
すよね。

たとえば、「職場の雰囲気を良くしたい」とか。

こうした、抽象的な目標も、細分化して数値化し、具
体的な行動に移せる計画にします。

この例だと、「1日に3人ずつ職場の人に話しかける」
とかでもいいでしょう。

「話しかける」は、ちょっと無理かな、と思ったら
「挨拶する」でもいいです。

自分が行動できることに落とし込みます。

後は、具体的な目標の場合と同じです。


今回は、現代風PDCAサイクルを紹介しました。

よかったら、ぜひお試しください。


さて、次回は「パートナー」ついて。

起業に限らず、パートナーが必要という時に、
私の考えを書いてみます。

仕事でももちろん、友人でも、恋愛でも、どういう
パートナーと一緒になるか、はとても大事なことで
すよね。


それでは、また次回。


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■ 浄水器、買いました

長年、使っていた浄水器、そろそろ寿命のようで、
新しく同じものを買いました。

https://www.ndana.com/url/file/js.html

これで、この浄水器、3台目。

フィルター交換が長い間(5年とか)不要なので、
結構気に入って使ってます。