前回は、インターフェロンの話をしました。
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インターフェロンはウイルスに作用はしませんが、細胞を丈夫にしてウイルスの増殖を抑えます。
免疫はウイルスやガンなどの病原体を担った細胞を直接攻撃するのに対して、インターフェロンは免疫とは異なる機構として、細胞側を抵抗力の強い姿にすることで病気から身を守っています。
人間のような高等動物は、免疫機能だけでなく、インターフェロンの両者が互いに協力して健康を維持しています。
インターフェロンは体内で作られますが、これを誘導する物質として、漢方生薬(特にガジュツや南瓜子など)が有効という話でした。
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https://www.mokutanya.com/yc7k
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さて、前回、インターフェロンを誘導する食品として、
「野菜を取るとき、無農薬・有機栽培を選び、皮や葉や根もできるだけ利用すること」
という話もしました。
というわけで、今回はこの野菜の栄養を上手に、しかもとっても簡単に取れる料理を紹介します。
「蒸し炒め」という料理法です。
簡単で美味しくできるので、自分でもほとんど毎日のように作ってます。
独身の方や共働きの方など、野菜不足が気になる方もぜひ試してみてください。
用意するのは「ぴっちりフタができる鍋」。
うちでは、深めのフライパンとガラス製のフタを使ってます。
こういうフタ↓ですが、お持ちの方も多いと思います。
https://www.mokutanya.com/2vmi
要は、蒸気が逃げないようにピッチリとして、おる程度の重さがあるフタです。
材料は、野菜、塩、水、油(オリーブオイルやごま油など)だけ。
野菜は何でもかまいません。
・できるだけ皮ごと(皮に栄養が多い)
・根菜類は、火が通りやすいように薄切り
・キャベツやレタスは手でちぎっても
として、野菜を用意します。
これを鍋(フライパン)に入れ、
1.水を少々入れる(30~50ccぐらい、いつも適当です^^;)
2.塩をひとつまみ入れる
3.油をテレーッとひと回し
こうして、フタをし、強火で加熱。
蒸気が出てから数分加熱して、火を止め、そのまま10分ほど蒸らします。
これだけです。
茹でるのではなく、蒸らすので栄養分が逃げません。
食べるときは、ポン酢とかドレッシングをかけてもいいですが、うちでは何もかけません。
ポイントは「塩」。
以前紹介した、こんな↓良い塩(非加熱の天然塩)を使ってください。
https://www.mokutanya.com/qa8g
良い塩を使うだけで、ドレッシングは不要になります。
ドレッシングも手作りならまだしも、市販されているものはいろいろと添加物も入っています。
それに、手間いらずですから。
この料理、バリエーションは無限です。
野菜は何でもいいし、肉・魚や豆腐などを入れると主菜にもなります。