目次
・縦磨きに必須のツール
・歯周病はかなり怖い
■ ■ 縦磨きに必須のツール
前回は、
・歯周病や虫歯の予防は、歯垢をきちんと落とすこと
・歯垢がきれいに落ちたかチェックすること
・歯の構造から、歯ブラシは横ではなく「縦」に使うこと
というお話をしました。
詳しくは↓
https://www.mokutanya.com/ur2k
さて、今回は 縦磨きに必須のツールについて。
どんなツールかというと、前回実はかなりヒントを出しておいたんです。
気づきました?
そう、答えは「鏡」なんです。
歯磨きしながら使うので、手鏡が必須のツールなんです。
手鏡で自分の歯を見ながら、歯と歯茎の境目、歯の曲面に合わせて、ブラシを縦に小刻みに動かします。
この方法と以前の方法で、前歯を磨き、歯垢が落ちたかチェックしてみてください。
(プラークチェッカーを塗ってから試すとわかりやすいかも)
どうでしょう、縦に磨くとキレイに歯垢を落とせることがわかると思います。
奥歯も裏側も基本的に縦に磨きます。
さて、さらに細かい方法については、次回に譲るとして、ここで縦磨きに適した歯ブラシを紹介します。
条件としては、
1.ヘッドが小さいこと(大きいと届きにくいので)
2.ヘッドが楕円形または長円であること(歯と歯茎の境目のアーチに合わせるため)
3.ふつうの硬さであること(硬めのブラシは歯垢を落とすのに適さない)
です。
歯ブラシについて、私はいくつも試してきました。
その結果、ここ数年使っているのは↓
https://www.mokutanya.com/3tnb
これが今のところ、マイベストです。
ドラッグストアでは見かけないため、通販でまとめ買いしてます。
また、この歯ブラシの他に、以下のものも使ってます。
1.電動歯ブラシ
2.ポイントブラシ
3.歯間ブラシ
今使っている電動歯ブラシは、すでは販売終了していますが、先程のブラシと選ぶ条件は同じです。
また、これの良いところは、↓のポイントブラシが使えること。
https://www.mokutanya.com/bvsj
3日に1度くらいは、このポイントブラシを使います。
この手動タイプもありますが、これは電動のほうが断然おすすめです。
(手動はけっこう大変なんです)
3の歯間ブラシですが、これは糸ようじとかフロスとかでもOKです。
歯間に食べかすが残ると、かなり悪影響があるので、これをきちんと落とします。
自分が今使っているのは「GUM 歯間ブラシL型」のSSSのものです。
(これはドラッグストアでもよく見かけます)
太さは、自分の歯間にあったものを選んでください。
今回紹介した、電動歯ブラシやポイントブラシはなくてもかまいませんが、歯間ブラシ(糸ようじ等)は必須です。
長くなってきたので、具体的な方法は次回にします。
よかったら次回まで、手鏡・歯ブラシ・歯間ブラシ(糸ようじ等)を用意してお待ちください。
■ ■ 歯周病はかなり怖い
歯周病というと、歯だけの病気と思っている方もいると思います。
ですが、研究が進むうちに、かなり怖いことがわかってきました。
というのも、歯周病菌は糖尿病、心筋梗塞、脳血管障害、動脈硬化などさまざまな全身病の原因になります。
さらに、それだけでなく「認知症」のリスクも高まると言われています。
歯垢を落とせば、歯周病予防になります。
ぜひ、この機会にブラッシングを習得してください。